学校のバリアフリー化についての要望書を提出

要望書を直接受け取られる熊本市教育委員会の遠藤教育長

 2022年4月14日(木)、熊本市教育委員会に学校のバリアフリー化についての要望書を提出してまいりました。

 要望書を提出する際の宛名は○○知事や○○市長、○○長であっても実際は担当課の方との話し合いをさせていただくことが多いため、担当課の方とお話しをさせていただくつもりでおりましたが、教育長室に通していただき、遠藤教育長が自らご対応してくださいました。

要望書を持って記念撮影
遠藤教育長に対応していただけると知って緊張しております・・・(笑)

 昨年11月に熊本市内の学校のバリアフリー化について意見交換の時間を作っていただきたいというご連絡をした際、「実際にバリアフリー化のモデルとなる小学校を見られませんか?」と、ありがたいご提案をいただき、モデルとなる学校を実際に拝見させていただきました。

熊本市のバリアフリーモデル校を案内していただいています(2021年11月撮影)

 今回の要望書では、実際に拝見させていただいた中で、バリアフリーで優れている点と改善や検討が必要な点をまとめ、最後に要望事項を整理しました。

 モデル校は車いすで行くことが出来ないエリアがないほどバリアフリー化ができており、体育館のステージやプールの中まで、スロープがついていました。また、動線も他の生徒とほとんど変わらないルートで移動ができました。

熱心に私たちのお話しを聞いていただきました
(左と奥にお座りの方)熊本市教育委員会の皆様
(中央)意見交換の場を調整いただいた村上博市議
(右)ヒューマンネットワーク熊本 澤田 植田

 遠藤教育長をはじめ、担当課の皆様が私たちの意見の一つひとつを熱心に聞いていただきました。話し合いの中で教育委員会の方からは「やはり、実際に障害のある当事者の方に見ていただくことで分かることがある。完成したものだと意見をいただいても大きく変えることが難しいため、出来てしまう前から意見を聞く場を作りたい」と私たちが一番伝えたかったことをしっかりと汲み取っていただきました。

 熊本市教育委員会の皆様、ご対応いただきありがとうございました。

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